短期トレード

【短期トレード】初心者でも勝てる『RSI』の使い方を徹底解説

チャート分析

どうもMSです!

今回は初心者でも使いやすい『RSI』について解説していきます。

とはいえ、

「RSI?何それ?」

って方がほとんどかと思います。

RSIとは「相対力指数(そうたいりょくしすう)」と呼ばれるもので、

チャートを見て「今売りどきか?」「それとも買いどきか?」が一目でわかるテクニカル指標

です。

トレードするとき

「どのタイミングで買ったらいいの?」

その逆、

「どのタイミングで売ったらいいの?」

そんな疑問が出てくるかと思います。

ですが、ご安心ください。

この『RSI』を使えば、「買いどき」「売りどき」の判断が楽になります。

もちろん、初心者でもこの判断ができますよ。

そんなに言うなら『RSI』使ってみるかと思った方、必ず最後まで読み進めて下さい。

そして、その知識を使ってトレードに挑戦してみてください。

今までとは違う視点でトレードができるようになりますので。

ということで、本編に参りましょう!

『RSI』とは?

繰り返しになりますが、RSIは「相対力指数」というもので、

『買いどき』『売りどき』の判断をするときに使われる指標です。

で、RSIには数式があります。こちら↓

RSI=(n日間のうち上昇した日の上昇幅の合計/n日間の変動幅の合計)×100[%]

上昇幅を見ているので、この期間内で価格の下がる日が続けば、RSIは小さくなります。

逆に期間内に価格が大きく上がる日が続けば、RSIも大きくなります。

数式には「日数」が入るので、日数によっても全く違う動きをします。

日数が短ければより敏感に反応し、逆に長ければ変化はなだらかになる

という感じです。

少し難しいですかね。

とりあえず、RSIは上昇幅を見てるんだ〜と頭の片隅にでも置いておいてください。笑

続いて、RSIの使い方を解説します。

と言っても、非常にシンプル。

  • RSIが30%以下 → 「買いどき」
  • RSIが70%以上 → 「売りどき」

たったこれだけです。

RSI「30」以下

RSI30

出典:Trading View

上がチャートで『価格の推移』、下の紫のグラフが『RSI』です。

下の紫のグラフが30以下の範囲にくれば、『買い時のサイン』になります。

RSIが30を切ると、売られ過ぎ。

つまり、売る人が多くて価格が下がっている状態です。

「この仮想通貨いらない」と人気がなくなっていると思ってもらったらOKです。

個人的には、

「人気がない=特売日」

と思っています。笑

RSI上昇

ただ注意点があって、この範囲に入れば買い時というわけではなく、RSIが下がり切って上昇に転じた瞬間がベストなタイミングです。

とはいえ、上昇に転じたとしてもさらに下がっていく場合があるので、資金を分散させてトレードするのがオススメです。

RSI「70」以上

RSI70

出典:Trading View

こちらは70以上の範囲にグラフがくれば、『売り時のサイン』になります

RSI70を超えると、買われ過ぎ。

つまり、買う人が多くて価格が上がっている状態。

こちらは、「この仮想通貨欲しい」という人がたくさん出てきて人気があると思ってもらったらOKです。

この間に、売り抜ければ大きな利益を受け取れる可能性が高くなります。

上と同様、この範囲に来たらそろそろ「売りどきかな」と思ってもらったらOKです。

RSI70

そして、RSIがピーク値まで上昇し、下降を始めた瞬間に売り抜けるのがベストなタイミングです。

下降を始めたと思ったら、さらに上昇していく可能性もあるので、こちらも分散させて利益を確定させるのがオススメです

この2つの目安を使ってトレードすれば、大失敗を防ぐことができます。

時間足によって『RSI』の見え方が変わるよ

もう1つ押さえて欲しいポイントとしては、時間足です。

この時間足が変わると、RSIの見え方が大きく変わります。

百聞は一見にしかず。

下の画像をご覧ください↓

まずは「15分足」です。

15分足

こちらは、AVAXアバランチのチャートになります。

2024年1月1日の7:45、価格は37.5ドルまで急降下しています。

で、この時のRSIは『21.84』、まさに買い時サインですね。

続いて「4時間足」です。

4時間足

こちらも同時刻のものなんですが、「うん??」ってなりませんか?

だって、RSIが30以下になってない。。

つまり、4時間ごとに価格を見ると、買い時ではないということになります。

じゃあ、どっちを見ればいいんだよ!とツッコミが入りそうですが、これは自分のトレードスタイルに合わましょう。

例えば、

  • 15分足 → デイトレ(1日で決着)
  • 40分足 → スイング(数日〜数週間で決着)

みたいな感じですね。

時間足の解説は以下の記事でしているので、よかったら読んでみてください。

>>短期トレードでこれを使いこなさないと『終わり』〇〇使えますか?

RSIが30以下になっても損することはあるよ

RSI

こちらの画像を見て欲しいのですが、RSIが『19.3』なのにも関わらず、その後も価格がズルズルと下がっているのがわかるかと思います。

※この時デイトレをするために15分足で勝負していました。

敗因は『RSI6』を見ていたからです。

RSIでは

  • RSI6 → 短期の動き
  • RSI12 → 中期の動き
  • RSI24 → 長期の動き

を見ることができます。

つまり、僕は短期の動きを重視して『失敗』した訳です。

じゃあ、どうすればよかったのか?

その答えとしては、「RSI12で判断する」です。

振り返ってみると、これを使えば大きな失敗をせずに済むことがわかりました。

RSI12

はい、こんな感じ。

この時はRSI12の『20.625』で購入できれば、大きく失敗することはありませんでした。

まあ、これを予測できたか?と言われると難しいとこがあるんですけどね。笑

この「RSI12」「RSI14」この辺を使うのが個人的にオススメです!

あとですね。伝えたいことがもう一つ。

「トレンドはちゃんと見ようね」って話です。

こちらをご覧ください。

トレンドの転換

上の画像と同時刻のチャートなのですが、

なんとっ、僕はとんでもないことをしています。

ちょうど上昇トレンドから下降トレンドへ転換する時に注文を出しているのです。(自分でアホやと思います。。)

後から見て、「これから下降トレンドに入るのになんで買ってんねん!」って思いましたよ。笑

ということで、GMMAでトレンドを確認してから注文を入れることをオススメします。

これをするだけで、僕みたいな失敗をする確率を下げられるはずです。

『GMMA』は使いこなせると確実に武器になります。

以下の記事でまとめてあるので、よかったら読んでみてください。

>>【うん、これ普通に使えるwww】トレンドを読むGMMA(複合型移動平均線)の使い方

サクッと読めるように、書かせていただいております!

トレンドを読んでRSIを予測しよう

正直な話、RSIがどこまで下がるかなんて完璧に予測はできません。

そこで、一つ提案があります。

『GMMA(複合型移動平均線)』で読んじゃいましょう。笑

これを使えば、『トレンド』がわかるので、大体の傾向が掴めます。

下の画像をご覧ください。

GMMA

上のローソク足(チャート)を見て欲しいのですが、

緑線のグループ:短期の移動平均線短期トレーダーの動き)

赤線のグループ:長期の移動平均線(長期トレーダーの動き)

を見てください。

どちらのグループも下降しているのがわかるかと思います。

この時が『下降トレンド』つまり、価格が下がりやすい相場です。

いま下降トレンドの最中ということは、これから価格が下がる可能性が高いということが言えます。

ということは、「RSIが30以下になる可能性がある」ということです。

ただ30以下になった瞬間を見てから注文するのでも良いのですが、それだと目を離した隙に買い時を逃す可能性があるので、僕はRSI12が「20〜25」になりそうな価格を逆算して、買い注文を入れています。

例えば、

30ドルのときRSIが「40」だったとします。

28ドルになりRSIが「35」まで下がりました。

つまり、2ドル下がればRSIは「5」下がることがわかりますね。

なので、26ドルになればRSIは「30」になると予測を立てるわけです。

ただ注意点ですが、実際の価格は予測より多少ズレます。笑

あくまで予測は目安として「この価格で買えればOKでしょ。」と、妥協点を決めておくのが良いかと思います。

はい、予測はこんな感じでやってます。

気になる方は一度チャートを読んで計算してみてください。

ここで検証!

RSIが変動することで、どれくらい価格が上がるの?

と気になる方もおられると思うので、実際に検証してみました。

今回はこのチャートを使います。

検証

ADAという仮想通貨のものです。

今回は価格が上昇したオレンジの範囲に注目です!

この時の変化はこちら↓

  • ADAの価格「0.35ドル」のとき、RSI「26.58」
  • ADAの価格「0.37ドル」のとき、RSI「69.69」

はい、こんな感じ。

RSIがちょうど『買いどき』『売りどき』になった範囲です。

とはいえ、これだけだと何のこっちゃだと思うので、より詳しくみていきましょう。

この範囲での価格の動きはこちら↓

  • 差額 0.02ドル(3円)
  • RSIの差 43.11

この間に3円の値動きがあり、RSIは「43.11」ほど動いています。

そして、1RSIあたり上昇幅は『0.069589422円』です。

これで、RSIが1上がるごとに0.069円上がって行ったことがわかりますね。

この場合の利益率を見てみましょうか。

ADAは「0.35ドル(52.5円)」から「0.37ドル(55.5円)」になっています。

つまり、このタイミングでトレードすると利益率は『5.71%』なので、

10万円でトレードしたら10万5,710円になっていた計算です。

8時間で5,710円なので、これを1ヶ月続けると17万1,420円の利益になります。

が、実際はそんな上手くはいきませんけどね。笑

で、結局何が言いたいのかというと、

ここでは買い時サインで買って、売り時サインで売ると『5%前後』の利益になる可能性がある

ということがわかりました。

なので、この数字はトレードする際の参考になるかと思います。

もちろん、トレードする銘柄によって変わりますので、ご注意ください。

そして、もう一つ、急上昇した時のチャートを見て欲しいのですが、

ADA
  • ADAの価格「0.383ドル」のとき、RSI「58.71」
  • ADAの価格「0.4097ドル」のとき、RSI「84.97」

価格は『0.0267ドル』の上昇、上昇率は『7%』です。

RSIは26.26の上昇が見られました。

上の例よりRSIの差が少ないのにも関わらず、上昇率がいいですね。

個人的な見解としては、MACDが基線より上のプラス範囲にあったからかなと思っています。

MACDの解説に関しては以下の記事をご覧ください。

>>【短期トレード】初心者でもトレンドが読める!MACDの使い方を徹底解説

この指標の見方がわかると、トレードが面白くなりますよ。

おっと話を戻して、ここで注目して欲しいのは、上昇率とRSIの関係です。

上昇率が1%上がるごとに、RSIは3.75上がる計算です。

なので、利益率5%で利確したいと思ったのならRSIが18.7上昇したとき、つまり77.46 になった時に売り注文を出せばOKということになります。

あくまで参考値ですが、RSIが「58」でそこから25上昇すると、7%前後の利益率が確保できるんだな〜と思っておけばトレードのセンスが磨かれるかもしれませんね。

個人的な経験則としては、30以下で勝負した方が損をする確率はグッと下がりますが。

仮想通貨は価格変動が激しい世界です。

基本に忠実にトレードできる人が勝てると思っています。

最後になりますが、RSIは初心者でも使いやすい指標です。

チャート分析をしたことがないという方でも安心して使えるのでぜひご活用ください。

ですが、1つの指標に頼ってしまうと正確なトレードはできないので、GMMAなど他の指標も使って総合評価でトレードするのが理想的ですよ。

個人的には、『GMMA』と『フィボナッチ・リトレイスメント』と組み合わせて使うことをお勧めします。

詳細記事はこちらからどうぞ。

GMMA
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参考にしてみてください。

おっと、言い忘れていましたが、チャート分析には『Trading View』を使っています。

「無料」で使えるので、ぜひ気になる方はお試しあれ。

TradingView: FX、株価 チャート・ビットコイン
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開発元:TradingView
無料
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という事で、以上。

参考になれば幸いです。

快適なトレードライフをお過ごしください。

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MS
仮想通貨トレードをするために生まれてきました。トレードの極意を発信します。
仮想通貨トレードで『結果』を出したい方へ

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なぜなら、これまでの経験を元に誰も言ってくれないようなリアルな話をしているからです。

そして、この記事で紹介する原理原則を使えば、これまでよりもトレードが『格段』に楽しくなるでしょう。

僕はこれを使ってトレードを本格的に始めて2ヶ月で『14万円』の利益を出すことができました。笑

はっきり言って、ここに書いてあることは至極当たり前のことなのですが、これを守り抜いてトレードできている人はごく一部です。

これを読むかどうか、そして、実践できるかどうかで「結果が出る人」「結果の出ない人」の大きな分かれ道になるはずです。

もし、お時間ありましたら、一読してみてください。

渾身の原理原則を詰め込んでいますので。

では、また記事でお会いしましょう。

『仮想通貨トレードの極意』を読む