短期トレード

使いこなさないと終わり?短期トレードで『時間足』の使い方を解説

チャート

どうもMSです!

今回は『足』の使い分け方を解説していきます。

しかも小学生でもわかるようにです。

これが理解できると、トレードが『かなり』上手くなるでしょう。

ということで、さっそく行ってみましょう。

まず押さえて欲しいことは、『足の定義』です。

この足を見ると何がわかるのか?

それは「相場のトレンド」です。

例えば、

足が右肩上がりなら「あ〜上昇する相場ね」

足が右肩下がりなら「あ〜下降する相場ね」

ってことがわかります。

この足ってのは、便利でして時間軸によって見え方が変わってきます。

つまり、自分の投資スタイルによって使い分けができるということです。

数日〜数週間で稼ぎたいなら時間軸が短い『分足』『時間足』

1〜5年と長い時間をかけて稼ぎたいなら時間軸の長い『日足』『週足』

を選択すると、トレードしやすくなります。

日足、週足は『俯瞰』して相場を見ることができます。

城主が山の上から戦況を見つめるのをイメージするとわかりやすいかもですね。

続いて、分足や時間足は『戦場』です。

自分が兵士となって刀や銃を持って戦っている状況をイメージしてください。

自分がどれだけの人をなぎ倒したのか?目の前で勝負がつくのがわかります。

こんな感じで、

『日足』『週足』は戦略家

『分足』『時間足』は戦略家の指示に従って戦う兵士

トレードではこの2面性が必要になります。

と、こんな事を言われてもわからんよって方が多いはずなので、まずは『日足』『週足』について解説していきましょう。

『日足』と『週足』でトレンドを掴め!

例えば、ビットコインの『日足』です。

日足

※スマホの方は画面を横にしてもらえると、見やすいです。

このチャートは直近4ヶ月分です。

緑と赤の棒があるかと思いますが、これは『ローソク足』と呼ばれるもので、これが読めないと、トレードすることができません。笑

でも、読み方は簡単なのでご安心ください。

  • は『上昇』
  • は『下降』

これさえわかれば、見え方が少し違うかと思います。

そして、下の時間軸を見て欲しいんですが、1日ごとの価格変化を表しているのがわかりますね。

2023年の10月の中頃に価格が急激に上昇しています。

ここでわかることは、

この4ヶ月間は10月までにビットコインを購入していたら儲けがあったんだな〜

ってこと。

そして、ここからが重要なのですが、『今』はどういう状況なのか?

これがわかります。

チャートの一番左の「赤い」数字をご覧ください。

これが現在の価格で「606万円」になっています。

つまり、この4ヶ月で見ると相対的に今の価格は『高い』という事がわかりますよね。

だって、9月の中頃には360万円の時がありますから。

2倍近くまで上がってきています。

じゃあ、続いて『週足』を見てみましょう。

こちらは日足よりも俯瞰で相場を見ることができます。

より長期的に見えると言った方がわかりやすいかもしれませんね。

ここでは過去2年間の値動きを表示しています。

繰り返しになりますが、

  • は『上昇』
  • は『下降』

です。

2021年11月に最高値「779万円」を記録し、2023年1月には「210万円」になっていることがわかりますね。

ここ2年間でこれだけ大きく価格が動くということは、それだけ『リスクが高い』という事がわかるかと思います。

こう見ると、先ほどよりも「606万円」の見え方が少し変わるのではないでしょうか。

そろそろ最高値超えるんじゃね?

って思えなくもないですよね。笑

こんな感じで、日足、週足を使うと俯瞰して『今の価格』のトレンドを知ることができます。

上で紹介した価格「606万円」なら、

今は上昇傾向で、ここで買ってしまうと下がってくるかもな〜

って判断できるかと思います。

というわけで、山の上から戦況を見つめる城主になった気分で見てみてください。

『今』が攻めどきかどうかわかるはずです。

『日足』『週足』は5〜10年スパンの長期投資するときに使いやすい指標ですし、もちろん短期トレードでトレンドを見極める時にも使えます。

数をこなして戦略家としての目を養いましょう。

『分足』と『時間足』でエントリーのタイミングを決定

さあ、続いては短期トレードで戦うための武器である『分足』『時間足』です。

『分足』

まず『分足』です。

分足には、

  • 1分足
  • 3分足
  • 5分足
  • 15分足
  • 30分足
  • 45分足

と6種類あります。

時間が短くなればなるほど、小刻みな価格変化を追うことができるので、直近の価格のトレンドを見分ける事ができます。

つまり、デイトレやスキャルピングなど短期勝負と相性がいいんです。

逆に時間が長くなると、価格の変動幅が大きくなります。

これはスイング(数日〜数週間で勝負)する時は少し時間足が長い方が相性がいいです。

個人的には、仮想通貨の短期トレードをするなら

  • デイトレ(1日勝負) → 『15分足』
  • スイング(数日〜数週間) → 『30分足』

を使うのがいいと思います。

『足』は短くなればなるほど、直近の値動きを捉える事ができます。

例えば、こんな感じ。

15分足

※スマホの方は画面を横にしてもらえると、見やすいです。

まずは「15分足」です。

15分足は、15分おきの価格変化を追っているので、日足や週足に比べると、ローソク足の数が多くより詳細な値動きを見ることができます。

そして、ここで見るべきは、『山』と『谷』です。

価格の変動で山ができたり、谷ができているのがわかるかと思います。

この山と谷を利用して、トレードを行い利益を積み上げるのが短期トレードです。

  • 谷の一番深い場所 → 『買い』
  • 山の一番高い場所 → 『売り』

これを繰り返します。

はっきり申し上げて、かなり地味です。笑

例えば、画像を見ていただけると、わかるかと思いますが、

  1. ビットコインが「596万円」の時に買う
  2. ビットコインが「608万円」の時に売る

これだけで、たった6時間の間に稼ぐことができます。

なので、15分足はデイトレ(1日勝負)と相性がいいのです。

ただ細かい値動きを見るので、大きく利益を出せないのが弱点ですね。

続いて、30分足です。

30分足

15分足と比較してみてもらいたいのですが、15分足よりローソク足の数が少ないですよね。

なので、より大まかな値動きを見る事ができます。

大まかな値動きが見れるということは、大きな値動きを捉えることが可能。

つまり、時間はかかるけど、15分足では狙えない大きな流れを捉えられるので、1回のトレードで稼げる果実も多くなってきます。

イメージとしては、

  • 15分足 → ヒット
  • 30分足 → 2塁打、3塁打

みないな感じです。

細かい値動きが見れなくなりますが、大きな値動きを狙えるのが30分足を使うメリットです。

正直、ここは自分のスタイルに合わせて決めてみてください。

ちなみに、僕はデイトレでコツコツヒットを狙うよりスイングで2塁打、3塁打、ホームランを狙うスタイルを取っているので、30分足を使っています。

『時間足』

続いて、『時間足』です。

時間足は、

  • 1時間足
  • 2時間足
  • 3時間足
  • 4時間足

の4種類あります。

こちらも時間軸が短ければ短いほど、細かい価格変化を確認することが可能です。

もちろん、その分利益を狙える量が減るわけなのですが。。

では、1時間足のチャートを見てみましょう。

1時間足

こんな感じで、30分足より大まかな値動きを見ることができます。

画像を見て欲しいのですが、

  1. 「598万円」の時に買って
  2. 「618万円」の時に売却する

これで稼ぐ事ができます。

そして、注目して欲しいのはその期間と値動きの大きさです。

先ほど15分足の時に解説したものと比較してみましょう。

比較  15分足 1時間足
買い注文[万円] 596 598
売り注文[万円] 608 618
差額[万円] 12 20
期間[時間] 6 24

うん、だから何?って言葉が聞こえてきそうですが、

要は時間足が長くなれば、より大きな価格変動を利用できるので、「利益を上げやすくなる」ということです。

ただ問題点があって、価格の変動が起こるまでに時間がかかります。

つまり、稼ぐのに時間がかかるんです。

とはいえ、その分トレードする回数が減るので、個人的には時間足を使ってやった方が効率がいいのではないかと思っています。

トレード回数が増えるとその分損する確率も上がりますからね。

ついでに、4時間足も見ておきましょうか?

こちら!

4時間足

こんな感じで、4時間おきの値動きを見ることができます。

例えば、

  1. 「580万円」で買って
  2. 「635万」で売る

たった3日で大きく稼ぐことができています。

これも1時間足と比較してみましょう。

 比較 1時間足 4時間足
買い注文[万円] 598 580
売り注文[万円] 618 635
差額[万円] 20 55
期間[日] 1 3

うん、4時間足が圧勝ですね。笑

差額は2.75倍。

こう見ると、1日あたりの金額的には1時間足の方が強いですが、同じように稼ごうと思ったらかなりスキルがいると思います。

だって、その分トレードの数が増えてリスクが上がりますからね。

なので、1回のトレードで効率よく利益を出したいなら『4時間足』で臨むのがいいかと思います。

僕もこの記事を書いていて、4時間足使うたろうかなと思いました。笑

ということで、

  • トレード回数を重ねて稼ぐ方が得意な人 → 15分足、30分足
  • 1回のトレードで大きく稼ぐ方が得意な人 → 1時間足、4時間足

てな感じです。

初心者の方は、トレードの回数を重ねるのは難しいと思うので、まずは1回のトレードで大きく稼ぐのをやって成功体験を積むのがいいかと思います。

分足、時間足の解説はここまで。

『足』の使い分け方がよくわかったかと思います。

ですが、エントリー(購入)するタイミングはどうやって判断したらいいの?

その逆、売るタイミングはどうやって見るの?

という疑問があるかと思います。

が、この記事もだいぶボリュームがあるので、別の記事で解説してあります。

というか、内容が多すぎて1記事にまとめるのは難しいんです。笑

なので、以下の記事でまとめてあります。

読んでいただけるとわかるかと思いますが、

そこで登場するのは『チャート分析』です。

これを使いこなせるようになれば、買いどき売りどきの判断ができるようになります。

チャート分析と言っても、読み方さえわかれば誰にでも使えますので、ご安心ください。

色々と使ってみた結果、この3つが使いやすいことに気づきました。

じゃんっ!

  1. RSI
  2. GMMA
  3. フィボナッチ・リトレイスメント

この3つです。

これを使うようになってから大失敗をすることは『ゼロ』になりました。

ぶっちゃけ、これを見せられても、何のこっちゃだと思いますので、以下の記事で解説しております。

チャート分析
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※サクッと読めるように、精魂込めて書かせていただきました。笑

ということで、『足』について解説してきました。

足を使い分ければ、確実にトレードしやすくなるので、試しながら自分のスタイルを確立してみてください。

ということで、以上。

参考になれば幸いです。

快適なトレードライフをお過ごしください。

追伸:チャート分析は『Trading View』が便利です。

無料で使えるので、ぜひお試しください。

 

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Trading Viewの使い方を解説した記事です。よかったらどうぞ。

>>使わな損!チャート分析ツール『Trading View』の使い方を徹底解説

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仮想通貨トレードをするために生まれてきました。トレードの極意を発信します。
仮想通貨トレードで『結果』を出したい方へ

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そして、この記事で紹介する原理原則を使えば、これまでよりもトレードが『格段』に楽しくなるでしょう。

僕はこれを使ってトレードを本格的に始めて2ヶ月で『14万円』の利益を出すことができました。笑

はっきり言って、ここに書いてあることは至極当たり前のことなのですが、これを守り抜いてトレードできている人はごく一部です。

これを読むかどうか、そして、実践できるかどうかで「結果が出る人」「結果の出ない人」の大きな分かれ道になるはずです。

もし、お時間ありましたら、一読してみてください。

渾身の原理原則を詰め込んでいますので。

では、また記事でお会いしましょう。

『仮想通貨トレードの極意』を読む