どうもMSです!
今回は、未来の価格が予測できるボリンジャーバンドについて解説していきます。
ボリンジャーバンドってなに?という方が多いかと思うので、画像をお見せします。
これです↓
出典:Trading View
※ボンジャーではなく「ボリンジャー」です。
見た目が少し異様な感じがするかと思いますが、これが価格を『予測』するのに役立ちます。
ボリンジャーバンドの説明はGoogle先生の方が得意なので、引用を載せておきます。
ボリンジャーバンドは、移動平均線と標準偏差で構成されており、移動平均を表す線とその上下に値動きの幅を示す線を加えた指標で、「価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まる」という統計学を応用したテクニカル指標のひとつです。
特徴は、収束と拡散を繰り返していることで、この動きにあわせて「順張り」「逆張り」それぞれの投資に利用することができます。出典:マネックス証券
上の画像だと、水色の範囲で価格の動きが収まっているのがわかるかと思います。
なので、「大体このくらいまで上がるだろう」という予測ができちゃうわけです。
ちなみに、標準偏差は『ばらつき』のことなので、値動きの大きさを表しています。
このばらつきが大きいほど、ボリンジャーバンドが膨らみます。
急上昇や大暴落など価格の変化が大きい時ほど膨らむということが言えますね。
上の画像は価格が急降下した時のものなので、少し膨らんでいます。
逆に、変化が少ない時は、平坦なバンドになります。
こんな感じです。↓
※ボンジャーではなく「ボリンジャー」です。
平坦なバンドは相場が『様子見』の状態で、これが終わると価格の「急上昇」か「急降下」が待っています。
とはいえ、これがわかったからなんなの?って感じですよね。
では、もっと基本的な内容をご紹介していきます。
ボリンジャーバンドの基本
ボリンジャーバンドは基本的に『収束(スクイーズ)』と『拡散(エクスパンション)』を繰り返します。
- 収束(スクイーズ):バンドにくびれができる
- 拡散(エクスパンション):バンドが広がる
という感じです。
こう言われてもピンとこないかもしれませんので、画像をお見せします。↓
収束(スクイーズ)
スクイーズは、値動きが落ち着き波形が収束することです。
そして、スクイーズした後はくびれが出現して『トレンドの転換』になります。
この画像の場合は、
下降トレンド→様子見→下降トレンド
のような感じです。
なので、スクイーズしたらトレンドが変わると覚えておくといいでしょう。
拡散(エクスパンション)
続いて、エクスパンションです。
これは、価格が大きく上昇したり、下降した時に出現する波形になります。
スクイーズからのエクスパンションの場合、トレンドの変化が起きているといえます。
上の画像の場合は、価格が大きく下がっているので、下降トレンドへの転換点になっていますね。
ボリンジャーバンドで価格を予測するぞ!
冒頭でもご紹介した通り、値動きは基本的にボンジャーバンドの中で収まります。
はい、こんな感じです。
大体ボンジャーバンド(水色)の範囲で収まっているのがわかるかと思います。
この範囲の中にいる間は、どこまで価格が動くのか読みやすくなるので、予測しやすいのです。
ですが、欠点があります。
上の画像を見ると、一旦下がってから上昇していっていますよね?
ボンジャーバンドはこのような小さなトレンドの変化を予測するのに不向きです。
なので、このような転換を見極めるためにも『GMMA(複合型移動平均線)』と併用するのが個人的にはオススメです!
解説記事です。興味のある方は読んでみてください。↓
>>【うん、これ普通に使えるwww】トレンドを読むGMMA(複合型移動平均線)の使い方
ボンジャーバンドの外に出た時は、そのトレンドが強い証拠
しかし、値動きがボンジャーバンドの外に出る事もあります。↓
※ボンジャーではなく「ボリンジャー」です。
予想外の値動きをした場合に、こんな感じになります。
ボリンジャーバンド(水色の範囲)より上に出ているので、上昇トレンドが強いことを示しています。
スクイーズ(収束)してくびれが出現した後、エクスパンション(拡散)してますよね。
くびれができた時に買い注文ができていたら、利益を得られていたことになります。
正直、どちらに転ぶかわからないので、難しいところではありますけどね。
ちなみに、ボンジャーバンド(水色の範囲)の下側に出た場合は、下降トレンドの強さを示します。
ボリンジャーバンドの範囲は変えられる
実は、ボリンジャーバンドの範囲は変えられます。
繰り返しになりますが、ボリンジャーバンドは標準偏差『ばらつき』を表現しています。
※ばらつきは価格変化の大きさと思ってもらってOKです。
上の画像でお見せした波形は標準偏差『±2』です。
はい、こんな感じ。
使われるのが多いのは、この標準偏差『±2』ですね。
続いて、標準偏差『±1』の時です。↓
はい、波形の範囲が小さくなったのがわかるかと思います。
標準偏差『±2』の時と比べると、波形の大きさは半分です。
続いて、標準偏差『±3』を見てみましょうか。↓
標準偏差『±2』のときより、波形が大きくなっているのがわかるかと思います。
ローソク足が出ていたのに、ボリンジャーバンドの範囲内に収まりかけていますよね。
はい、最後に標準偏差『±4』です。↓
パッと見、雰囲気がかなり変わったかと思います。
ローソク足も完全にボリンジャーバンドの中に入っちゃってますね。笑
こんな感じでボリンジャーバンドは範囲を変えることが可能です。
色々とお見せしましたが、経験則では標準偏差『±2』が使いやすいですよ。
基本的に、この範囲で収まる事が多いですからね。
【実例】ボリンジャーバンドを使ってトレードした結果
出典:Bybit
※ボンジャーではなく「ボリンジャー」です。
はい、こんな感じでボリンジャーバンドに沿ってトレードした結果『18ドル』儲けました。笑
日本円にすると2,500円ですね。
この時の標準偏差は『±2』でした。
数時間で決着がついた例ですが、こんな感じで使えます!
ただもっと正確に買い時、売り時を知りたい場合は、『RSI』を使うのがオススメです。
こちらの方が精度が高いので。
解説記事を貼っておきます。よかったら読んでみてください!
>>【短期トレード】初心者でも勝てる『RSI』の使い方を徹底解説
標準偏差の変更方法
今回は、『Trading View』というアプリを使って解説しております。
多機能で便利ですし、無料で十分使えるので、お試ししてみてください。
話を戻して、標準偏差の変更方法を解説します。
アプリを開いて、チャートを選択したら「十字」をタップします。
続いて、「インジケーター」をタップ。
「テクニカル」をタップ。
検索窓で「BB」と入力して、「ボンジャーバンド」をタップします!
「BB」をタップすると、青背景になります。
そしたら、「×」をタップしてチャートに戻りましょう!
はい、『ボンジャーバンド』出現です!
※ボンジャーではなく「ボリンジャー」です。
そしたら、「ボリンジャーバンド」をタップして「設定」を開きます。
もう少しで終わりますよ。
ここで、「標準偏差」の数字を変えます。
今回は「3」に変更してみました!
「OK」をタップして戻りましょう。
はい、ボリンジャーバンドの標準偏差は「3」になりました。
ちょっとボリンジャーバンドの範囲が広くなっているのがわかるかと思います。
こんな感じで標準偏差の変更が可能です。
トレードする銘柄に合わせて、変更してみてください。
ということで、ボリンジャーバンドの解説は以上となります。
何か参考になれば幸いです。
快適なトレードライフをお過ごしください。
あっ、最後に『Trading View』使いやすいので、ぜひお試しあれ!
みなさん、こんな悩みをお持ちではないでしょうか?
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そんな方の悩みを解決すべく記事を書きました。
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僕はこれを使ってトレードを本格的に始めて2ヶ月で『14万円』の利益を出すことができました。笑
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これを読むかどうか、そして、実践できるかどうかで「結果が出る人」「結果の出ない人」の大きな分かれ道になるはずです。
もし、お時間ありましたら、一読してみてください。
渾身の原理原則を詰め込んでいますので。
では、また記事でお会いしましょう。