どうもMSです!
今回は、価格の予測ができるMACDについて解説していきます。
MACDは、
短期の単純移動平均線と長期の単純移動平均線にMACDシグナルを使ってこれからのトレンドを予測できる指標
です。
これを聞いて「なるほど!」という方はいないと思うので、実例を交えて解説していきます。
分かりやすく言いますと、
MACDを使えば、価格が「上がるのか」はたまた「下がるのか」が分かります。
そこで押さえて欲しいのがこの2つです。
- ゴールデンクロス
- デッドクロス
名前を見て、なんとなく察しがつくと思いますが、これが現れると価格の上下が予測できます。
では、ゴールデンクロスから見ていきましょう!
ゴールデンクロス
ゴールデンクロスは、これから価格が『上昇』する合図です。
赤い線:短期と長期の単純移動平均線で算出された波形
青い線:MACDシグナル
ビットコインのチャートです。
MACDを見てください。(画像が小さくてすみません。。)
下を走っていた青い線が赤い線を下から突き抜けてから価格が一気に上昇しているのがわかるかと思います。
そうなんです。
これを見れば、これから価格が上がるのかわかります。
なので、ゴールデンクロスが出るタイミングで買い注文ができたら、儲かる確率が上がります。笑
こう考えると、MACDって便利ですよね〜。
デッドクロス
もうお察しの方もおられるかもですが、こちらは価格が『下がる』合図になります。
赤い線:短期と長期の単純移動平均線で算出された波形
青い線:MACDシグナル
こちらもビットコインのチャートです。
MACDを見てください。
今まで上を走っていた青い線が赤い線を上からお辞儀するように貫くと、価格が下がっているのがわかるかと思います。
これが「デッドクロス」と呼ばれるものです。
利益を確定させたり、損切りをするときは、このサインが出る前に売り抜けてないと、損をする可能性が高まります。
逆に、エントリー(買い注文)するときは、MACDを見て価格が下がり切ったことを確認するのがいいでしょう。
上がり相場のMACD
MACDで価格の上下が予測できるのはわかった。
もっと詳しく価格を予測できないの?と思われますよね。
結論、MACDでは難しいです。
ですが、チャートのトレンドを見分けることは可能です。
では、実際に見てみましょう。
今回はソラナSOLの価格を見てみます。
まずは最低値まで下がった時のMACDです。
- 青い線は「-0.69」
- 赤い線は「-0.67」
で、この時のチャートは「38.68ドル」でした。
そして、中間地点。
- 青い線は「0.00」
- 赤い線は「-0.08」
でした。
このときのソラナSOLの価格は「40.08ドル」です。
続いて上昇したときMACDです。
- 青い線は「0.45」
- 赤い線は「0.28」
になっています。
このときのソラナSOLの価格は「42.12ドル」でした。
これら3つの結果を表にすると以下の通り。
価格 | 青い線 | 赤い線 | 0.1あたりの上昇幅[ドル] | |
上げ | 42.12 | 0.45 | 0.28 | 0.056 |
中間 | 40.08 | 0 | -0.08 | |
下げ | 38.68 | -0.69 | -0.67 | 0.023 |
MACDの基線0を超えた範囲では、0.023→0.056と上げ幅が大きくなるということが分かります。
その差は2倍以上ですもんね。
線の傾きが急激に大きくなっていることからもわかるように、価格が急激に上昇した証拠とも言えますね。
空のペットボトルを水中に思い切り沈めて、手を離したら空中に飛んでくじゃないですか?
あの感覚に似てるなと思いました。
画像にすると、こんな感じ。
買いどきは基線の下の範囲でやってくることが多いはずなので、基線より上に突き抜けたら「これから価格が急激に上がるかもな」と心の準備ができるようになりますね。
続いて、下げ相場の時を見てみましょう。
下げ相場のMACD
今回もソラナSOLを使います!
バンっ!!
この時は価格が上昇した後に急激に下がっていく相場です。
「怖っ!」って思いますが、行ってみましょう。
MACDの
- 青い線は「0.24」
- 赤い線は「0.16」
になっています。
このときのソラナSOLの価格は「44.54ドル」でした。
続いて、中間地点です。
はいっ!
この時は、
- 青い線は「-0.05」
- 赤い線は「0.09」
になっています。
このときのソラナSOLの価格は「43.55ドル」でした。
そして、最も下がっている地点です。
お〜って感じですが、この時のMACDは
- 青い線は「-0.70」
- 赤い線は「-0.66」
になっています。
このときのソラナSOLの価格は「38.91ドル」でした。
では、この3つの結果を表にしてみます。
価格 | 青い線 | 赤い線 | 0.1あたりの下降幅[ドル] | |
上げ | 44.54 | 0.24 | 0.16 | 0.14 |
中間 | 43.55 | -0.05 | 0.09 | |
下げ | 38.91 | -0.7 | -0.6 | 0.067 |
ということで、基線より上にMACDがあるときは、価格の下降幅が大きいことが分かります。
だって、下降幅が「0.14→0.067」と半分ほどになってますからね。
なので、『利確』や『損切り』をするときは、MACDが基線より上にある時に勝負を決めておくのがいいでしょう。
画像にすると、こんな感じ。
基線より上で「デッドクロスが出た!」ってなったときは、素早く売れるように注文をしておくと安心ですね。
ちなみに、MACDのシグナルが上昇トレンドから基線を超えてマイナスに傾いた時は価格が大きく下がる可能性が高いので、ご注意ください。
※全てこのパターンで動く訳ではありません。相場を十分観察して総合的に判断してください。
買いどきは下げ相場からのゴールデンクロス
下げ相場中のゴールデンクロス、これが狙い目です。
底値で買えるので、損をする可能性が低くなります。
ただ、ゴールデンクロスが出たとしてもそれから下がってくることもあるので、必ずというわけではないのが注意点です。
でも、ゴールデンクロスが出る前に買い注文ができるようになると、マジで強くなれますよ。
フィボナッチ・リトレイスメントと組み合わせてトレンドを読もう
トレードを繰り返していると、これから価格どう動くのか?気になりますよね。
先ほど紹介した「ゴールデンクロス」「デッドクロス」だけではポジションが取りにくい事も出てきます。
そこで、フィボナッチ・リトレイスメントと組み合わせてトレンドを読むのがオススメです。
僕の場合は、『日足』を使います。
これで大まかなトレンドがわかるのですが、MACDを見るだけだと正確なトレンドが導き出せません。
この場合デッドクロスが出ているので、これから下がるかもな〜って感じです。
でも、価格は大きく下がっていません。
ここで1つ疑います。
本当に下がってくるのか?
もしかしたら、上昇する傾向が出てるんじゃないか?
と。
そこで、「フィボナッチ・リトレイスメント」の登場です。
この画像では既に左下から右上に線を引いています。
つまり、ここ3ヶ月程度で価格が右肩上がりで『上昇』してることがわかります。
もし仮に、下降する可能性が高い場合は左上から右下に線を引くようになるので。。
これから上昇する可能性があると結論づけることができるんです。
まあちょっとわかりにくいかもですが。。
この説明でわからなかった方はこちらの記事をご覧ください。
>>これは『ヤバい』フィボナッチ・リトレイスメントを使ったら価格が予測できた件www
これを読めば、フィボナッチをマスターできますので。
話を戻して、トレンドはMACDとフィボナッチ・リトレイスメントを組み合わせると正確に読み取ることができます。
興味のある銘柄のチャートを開いて、試してみてください。
ということで、MACDについてまとめます。
- MACDはトレンドを予測するための指標
- ゴールデンクロスが出ると、価格『上昇』の合図
- デッドクロスが出ると、価格『下降』の合図
- マイナストレンドから上昇してきた時はシグナルが基線を突き上げると価格が大きく上昇しやすい
- 基線より上の範囲で勝負するのが狙い目
- 下げ相場からのゴールデンクロスが狙い目
- 正確なトレンドはフィボナッチ・リトレイスメントを組み合わせて読む
これでMACDが理解できたかと思います。
MACDは一つの目安です。
これだけでは正確なトレードは難しいので、他の指標も見ながら総合評価でトレードしてみてください。
個人的には
を使うのがオススメです。
ということで、以上参考になれば幸いです。
快適なトレードライフをお過ごしください。
今回、使用したツールは『Trading View』というものです。
「無料」で使えるので、初心者でも安心してお試しできます。
よかったら使ってみてください。↓
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そんな方の悩みを解決すべく記事を書きました。
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そして、この記事で紹介する原理原則を使えば、これまでよりもトレードが『格段』に楽しくなるでしょう。
僕はこれを使ってトレードを本格的に始めて2ヶ月で『14万円』の利益を出すことができました。笑
はっきり言って、ここに書いてあることは至極当たり前のことなのですが、これを守り抜いてトレードできている人はごく一部です。
これを読むかどうか、そして、実践できるかどうかで「結果が出る人」「結果の出ない人」の大きな分かれ道になるはずです。
もし、お時間ありましたら、一読してみてください。
渾身の原理原則を詰め込んでいますので。
では、また記事でお会いしましょう。